あなたの本心を引き出す「変てこな質問」

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昨日のブログ「100のリストが書けない理由」に、知らず知らずのうちに自分の頭や心にかけているブレーキ(ブロック)を外すためには、「何それ?」という『変てこな質問』を投げかけてみるとよいと書きました。

今日は「変てこな質問」の例を挙げます。

変てこな質問に対しては、まず自分で考え、答えを書いてみます。
さらに、講義やワークショップなら、他の人と書いたことを言い合うと、「へ~! その考え方があったか!」という気づきがあります。
それをもとに自分で考え直してみると、よりよいです。

たとえば、私は、大学のキャリア概論の授業で学生たちに下記のような質問を投げかけました。

もし、自由に使ってもよい100億円があったら、
(1) 働きますか、働きませんか?
(2) それはなぜですか?
(3) 働く人はどんな仕事をしますか、働かない人は何をしますか?

ちなみに、この質問は、一生働かなくてもよいお金があったらということで、最初は「3億円」を設定していたのですが、学生たちが「3億円は微妙」というので、値上げして「100億円」にしました。

さらに、社会人には、下記の質問も投げかけています。

毎月100万円、自由になるお金が死ぬまで支払われるなら、どうしますか? 貯金はできません。使わなかった分は消えます。

貯金ができないことをどう捉えるか、人によると思いますが、毎月100万円なら、今の仕事をしなくてもよいかもしれないし、今の場所に住まなくてもよいかもしれません。

100億円とか毎月100万円というのは、「自分がやりたいことをできないのは、生活費を稼がないといけないからだ」という発想の人が多いので、その制限をなくすための質問です。

一度、制限を外して考えると、本当にやりたいことをするのに、別に100億円なくても、毎月100万円なくても、いますぐできる方法があることに気付いたりもします。

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私がやっている「ビジョン塾 ~何かやりたい人の『ぼんやり』を『はっきりとしたビジョン』に変えるワークショップ」では、10種類のシートを使って、いろいろな質問に答えてもらうことで、ブレーキ(ブロック)を外し、可能性を拡げ、本心に気づいてもらうようにしています。

このビジョン塾は、「ぼんやり」ではなく「明確なビジョン」の方でも、面白い結果になったりします。

あるとき、ビジョン塾に、多店舗展開を考えていて用地も購入したという経営者がいらっしゃったのですが、「私は、本当は多店舗展開などしたくないことに気付いた!」という結果になりました。
この方は、事業において別のこだわりがあったのに、いつの間にか「事業を拡大し、店舗をどんどん増やしていくことが偉い経営者、成功者だ」という価値観に乗っ取られてしまっていたとおっしゃっていました。

普段しない、されない「変てこな質問」で、頭と心のブレーキ(ブロック)がはずれ、可能性が拡がったり、本心に気づいたりするのは面白くもあります。

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ということで、あなたに質問です。

今、生きている人なら誰でもよいので、あなたの指定する3人が、あなたのために1週間働いてくれるとしたら、誰に何を頼みますか?

3人に依頼することは、公序良俗に反することでなければ制限はありません。3人に支払うお金をあなたが出す必要はありません。

ちょっと考えてみてください。
この質問に関する考察は、明日!

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