Kindle本体を買ってみた

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前々から気になっていたKindle(写真中央)を今月初旬に買ってみた。
Kindleのアプリ自体は、iPhone(写真右)にもiPad(写真左)にも入れているので、本体を買わなくても読めるのだが、iPhoneよりも画面が広く、iPadよりも軽く、手頃ではないかと思い、試してみることにした。

単機能のデジタルツールは、以前、「ポメラ」が便利でよく使っていたので、Kindleもよいかもしれないと思ったのだ。

ちなみに、ポメラは、テキストを入力するだけの、印刷機能なしのワープロのようなもので、初号機(DM10)が2008年に出たが、ライターや編集者などに人気が高かった。
PCと比べて小さく(折りたたみ時145㎜×100㎜×30㎜)、軽く(340g)、電池で動き(単4アルカリ2本で20時間持つ)、2秒で起動するので、外で気軽に原稿が書ける。メーカー(キングジム)は、「デジタルメモ」と言っていたが、まさにそんな感じだった。

ポメラ最新機(DM200)(2016年10月発売)は、機能は優れているが、重くなった(580g)ので、自分にとってはあまり魅力を感じない。

いずれにしても、単機能のツールは、それしかできない故に、その作業に集中できるというメリットがあると思う。
そういう意味で、Kindleは「デジタルブック」として、紙の本に替わるかなと思ったのだ。

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買ったのは、「Kindle Paperwhite Wi-Fi」。サイズは169㎜×117㎜× 9.1㎜、205g。ディスプレイ6インチ。
このサイズは、iPhone7 Plus(158.2㎜×77.9㎜×7.3㎜、188g。5.5インチ)とiPad mini4(203.2㎜×134.8㎜×6.1㎜、298.8g、7.9インチ)のあいだである。

結論から言うと、Kindleはなかなか使えるのではないかと思う。

見やすさは、紙の本に近い。むしろ、本よりも、文字の大きさや行間、明るさを調整できるので、よいかもしれない。
ただし、Kindleアプリも、同様に調整でき、私は、そこまで読みにくいとは思わない。既にiPhone PlusやiPad miniを持っている人なら、Kindleは要らないかもしれない。

このあたり、どんなツールを持つかは、その人の考え方や使い方なので、自分にピッタリのものを持てばよいと思うが、私の場合、iPhoneとKindleの組み合わせはなかなかよいと思う。

Kindleは軽いし、片手で持ちやすい。お値段も手ごろ(paperwhite Wi-Fi キャンペーン情報つきは1万4280円だが、Amazonプライムの7300円OFFセールで買った)。
ノートPCを持ち歩く場合でも、この大きさ、重量なら、許容範囲だと思う。

同じくamazonが出している Fireタブレットは、プライム・ビデオをよく見る人なら、こちらのほうがよいかもしれないが、本のかわりならKindleのほうが、読みやすいし、軽い。

Kindle(Paperwhite)をタッチしたときの反応は、iPhoneと比べると、遅いしスムーズではないが、次のページに進む程度なら、まあよいかもしれない。
Paperwhiteの上位機の Voyageや Oasisなら、操作性は高まるし、より見やすそうだが、値段は若干高い(Voyage2万3980円、Oasis3万5980円)。

このあたりも、どれを買うかは、その人の考え方や使い方だと思う。
Oasisは軽い(131g)し、バッテリーも持つ(1日30分使用で、Paperwhiteは数週間、Oasisは数か月)ので、数万円程度だったら構わないという人は買ったほうがよいが、とりあえずお試しでKindleを買う人は、Paperwhiteでも十分だと思う。

デジタル機器は、しばらく経つと、性能が上がって、値段が安くなることが多いが、頻繁に使うのなら、少し値段が高くても、その時々の高スペックのもののほうが快適だと思う。

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さて、電子ブックは、紙の本に替わるのかどうかは、ずっと前から言われているが、私は、だんだん替わっていくのではないかと思う。

電子ブックは、何といっても場所をとらない。すぐダウンロードして読めるし、検索もできる。クラウドに置けるが、セキュリティ的に、書類や写真のように気を遣わなくてよい。
紙の本のよさもあると思うが、電子ブックは便利だと思う。

私は、比較的、本は読むほうである。
東京から引っ越すとき、それまで本は定期的に処分していたにも関わらず、少なくとも1000冊以上あり、さすがに全部は持って行けないと思ったため、さらに要らないものは整理し、保管しておいたほうがよさそうなものは、書庫サービスに預けた(今も預けている)。

物を処分してもあまり後悔しないのだが、以前、絶版の本や、自分の関わった雑誌を捨てて、後悔したことがある。電子化してから捨てればよかったと思った。それなので、最初から電子ブックのほうが助かる。

今の家にも本棚と本がたくさんあり、あまり増やしたくないので、電子版が出ているものは、極力、そちらにしたいと思っている。
紙の本はなくらないと思うが、自分のように、紙から電子ブックに置き換えていく人が増えるのではないだろうか。


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